巾木は何色がいい?巾木選びのポイントとは
皆さんこんにちは。エムズ工業です。
今回は、巾木のリフォームについてご紹介したいと思います。
巾木とは?
巾木は、壁と床の接合部分に取り付けられる仕上げ材のことです。
一般的には木材や樹脂、金属などの素材で作られており、床や壁の色に合わせたものが使用されます。

巾木の役割
見栄えを良くする
巾木を設置することで、床と壁の境界がすっきりと整い、見た目が美しくなります。
床や壁のデザインに合わせた巾木を選ぶことで、空間全体の統一感を高めることができます。
壁の保護
家具を移動したり掃除機を使ったりする際、壁に傷や汚れがつくのを防ぐ役割があります。
巾木が壁と床の境界をカバーすることで、こうしたダメージを最小限に抑えます。
隙間の隠蔽
床材と壁の間には、施工時に微妙な隙間が生じることがあります。
この隙間を巾木で覆うことで、ホコリや汚れが入り込むのを防ぐだけでなく、見た目も整えます。
巾木の種類
- 木製: 自然な風合いがあり、木の床材や和室によく合います。
- 樹脂製: 耐久性が高く、水回りなど湿気の多い場所に適しています。
- 金属製: シンプルでモダンなデザインの空間に用いられることが多いです。
巾木の色選びのコツ
巾木の色を選ぶ際、「壁に合わせるべきか、それとも床に合わせるべきか」と悩むことが多いかと思います。
迷った際は以下のポイントを参考にしてみてください。
1. 壁に合わせる場合
壁と巾木の色を統一すると、巾木が目立たなくなり、壁と一体化したスッキリした仕上がりになります。
特に、モダンなデザインやシンプルで広がりのある空間を目指す場合におすすめです。
また、部屋が狭い場合や天井を高く見せたいときにも効果的です。
こちらの現場では、壁の色に合わせてスッキリ見せて見ました。

2. 床に合わせる場合
床と巾木を同じ色で揃えると、床の印象が際立ち、空間に統一感が生まれます。
特に、フローリングや濃い色の床材を使っている場合には、落ち着きや重厚感を演出するのに効果的です。
ただし、濃い色味の床を採用している場合は、建具(ドアやクローゼットの扉など)とのバランスも考慮することが大切です。
部屋全体が暗めの色で統一されると、重厚感が出る一方で、空間が狭く感じられることがあります。
そのため、壁や天井を明るい色味にする、または建具にアクセントカラーを取り入れるなどの工夫で、空間に明るさや抜け感をプラスするのがおすすめです。
全体のバランスを意識しながら、理想の空間を作り上げましょう。
お部屋のリフォームにお悩みの方も、ぜひお気軽にお問合せ下さい。