無垢フローリングのメリット・デメリット|体育館補修の実例から見るポイント

無垢フローリングは、住宅から店舗、そして体育館などの大型施設まで幅広く採用されている人気の床材です。
木そのものの質感や温かみが魅力ですが、一方で「反り」や「床鳴り」などのトラブル相談も多い素材でもあります。
エムズ工業では、学校体育館の無垢フローリングの浮き・反り補修工事を行いました。
体育館のような広い空間では、湿度変化が起きやすく、無垢材が持つ“呼吸する性質”が影響しやすいため、適切な判断と施工が必要です。
本記事では、その実例をふまえながら、無垢床のメリット・デメリットと、長く美しく使うためのポイントを解説してみようと思います。
無垢フローリングとは?
「無垢床」とは、一本の木材から切り出した天然木の床材です。
複合フローリングと異なり、合板や化粧シートを挟まない“木そのもの”で構成されています。
- 木目の表情が豊か
- 経年で色艶が増していく
- 調湿作用がある
といった特徴があり、根強い人気を持つ床材です。
無垢床のメリット
1. 天然木ならではの質感と温かみ
無垢材の大きな魅力は、やはり「肌触り」と「質感」。
足触りが柔らかく、スリッパなしでも温かみを感じられます。
住宅・店舗はもちろん、体育館でも利用される理由です。
2. 経年変化を楽しめる
年月とともに色味が深まり、人工素材では出せない魅力があります。
3. 調湿性で室内環境が快適に
無垢材は湿気を吸ったり吐いたりする“呼吸する素材”。
夏のジメジメをやわらげたり、冬の乾燥を調整したりと、自然の力で室内環境を整えます。
無垢床のデメリット
1. 湿度の影響を受けやすい(反り・浮き・床鳴り)
今回の体育館でも問題となったように、湿度が高い環境では無垢材が膨張し、
反対に乾燥している時期は収縮します。
その結果、
- 反り上がり
- 隙間があく
- 床鳴りが生じる
などのトラブルにつながる場合があります。
2. メンテナンスが必要
ワックスやオイルなど、定期的なメンテナンスを行うことで耐久性が保たれます。
放置すると汚れが入り込みやすく、黒ずみの原因にもなる場合があります。
3. キズ・汚れがつきやすい
天然木のため、椅子や物の落下でキズが入りやすい素材です。
ただし、削り直しや部分補修で対処できるのが無垢材の強みでもあります。
無垢床の魅力を活かすには「正しい施工+メンテナンス」
無垢フローリングは、美しさ・快適性・質感など多くのメリットを持つ一方で、
湿度変化によるトラブルが起きやすい素材です。
だからこそ、
- 現場の環境
- 使用する木材の特性
- 適切な施工方法
これらを理解した上で施工することがとても重要です。
体育館の補修でも、無垢材の特徴を踏まえながら、
「できるだけ既存の素材を生かす」方法で安全に仕上げました。
無垢床の補修・床リフォームはエムズ工業へ
エムズ工業では、住宅・店舗・体育館など、幅広い建物の無垢床補修・張り替えに対応しています。
浮き・反り・床鳴りなど、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。



