無垢フローリングの浮き・反り補修工事|学校体育館

今回は、学校の体育館にて、無垢フローリングの浮き・反りの補修工事を行いました。

体育館などの広い空間では、季節や湿度の変化によって床下からの湿気がこもりやすく、
無垢材が水分を吸収・放出することで伸縮が起きることがあります。
このような現象が続くと、床材が反り上がったり、
踏むと音が鳴る「床鳴り」が発生したりといったトラブルにつながります。

今回は、浮きが見られた一部のエリアを中心に補修を実施しました。
既存のフロア材をできる限り再利用しながら、
強度と見た目のバランスを考慮した工法で仕上げました。

現場の状況に合わせて、同材からダボ(埋め木)を作成し、
ボンド充填やビス固定でしっかりと再固定。
最後に表面を整え、自然なツヤを取り戻しました。

施工後は段差や浮きも解消し、
歩行時の違和感もなく、安心して利用できる状態に。

エムズ工業では、今回のような「部分補修」も、建物の用途や使用環境に合わせた最適なご提案を行っています。

補修のポイントや、無垢材の特徴については、次回の施工事例で詳しくご紹介予定です。